結局、料金はそのまま据え置きで
継続していくことになりました。。
<2022年9月12日更新>
8月31日に「10月1日から全コース値上げを・・・」と
告知していましたが、
全国なんでも値上げというがっかり感の連続による
消費マインドの落ち込みの懸念から
値上げを断念し、料金据え置きで
営業を継続することとなりました。
経営者の衝動的な浪費を抑え、
魅力ある新人の積極採用、
既存スタッフのマメな画像更新などによる
ホームページの活性化で
この局面を乗り切っていきたいと思っています。
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ウクライナ危機による、
世界的なエネルギー価格と食料品の高騰、
日本国内でも円安の影響もあり、
何でも値上げの嵐に見舞われています。
当店でも光熱費、諸経費をはじめ、
身の回りの食料品、雑貨類など、
飲食店の相次ぐ値上げに焦りを感じており、
また、当店は2005年のオープン以来、
一度も値上げをしておらず、
消費税の導入、税率のアップのたびに、
周囲の同業他店がじわじわ値上げしていくのを観るたび、
また新規出店の料金設定がいきなり当店よりも
1,000〜2,000円ほど高いのを
横目で見ながら「うちは別にこのままでいい・・・」と
静観しながら構えていましたが、
さすがにここ最近は焦りを感じていました。
引き金となったのは
当店とオープンが18年前で同時期で
一度も値上げをしていなかった
某回転寿司チェーンの店が
この9月から値上げを行うという告知を
見たことがきっかけでした。
「ここもとうとう値上げか・・・・」との
がっくりした思いがありました。
寿司店だから輸送費の高騰や
食材の輸入などで円安の影響も受けるし、
これは致し方ないことだとは思いましたが、
食材や輸送費にあまり関係ない売り専業界でも
気づけば周りの店は当店よりも
2,000円ほど高い店が多くなっている実情を見れば
「うちも値上げしてもいいよね・・・」的な感情で
1ヶ月ほどの周知期間を設けて
10月から一律2,000円の値上げを行うことにしました。
とは言え、それは期間限定的なものにしようということで、
そもそも現在の金額は
売り専で男の子と遊べる金額として
かなり適正な価格であると思っていることから
ウクライナ危機が落ち着くまで・・・
どの瞬間かというと両国首脳が 和平に向けた会談において
しぶしぶの表情でも握手をする瞬間だと考え、
あくまでも「一時的」な値上げにしようと
その"握手"が実現すれば
元の価格に戻そうと思っていました。
ただ、昨日(9月11日)に その値上げした寿司店に
足を運んだところ、料金の値上げに加えて
看板メニューの廃止や、 汁物の器が小さくなってたりとか
客目線では残念なことがたくさんありました。
各企業、個人の経営者の皆さんは
ギリギリの採算でやり繰りの努力されていることとは思いますが、
消費者としてはガッカリすることが
ここ数日ホントに増えてきてると実感しています。
例:ポテトチップスが値上げして、かつ内容量が減っていたり、
某ハンバーガー店で毎年楽しみに食べていた「月見バーガー」が
今年は高くなっていながら味が変わったなどという声もあるようです。
「値上げしておいて、クオリティーまで・・」 この経験。
これは当店も間違いなく思われそうなことだと再認識。
このがっかり感だけは、 特に今の状況だからこそ
お客様にさせてはいけないと思い、
結局10月からの値上げが辞めておこう・・・ となったわけです。
当面のあいだ、経費は今までどおりケチることなく、
適正なコストをかけて営業を継続していくこととし、
倹約としては マネージャー(経営者)の個人的な出費、
無駄な浪費を抑えることで
この局面を乗り越えていこうと思っています。
スタッフにも10月からは2,000円値上げのうちの半分の
1,000円分が 手取りのアップ分に上乗せすると伝えていましたが、
残念ながら据え置きになります。
やはり消費者目線で値上げされると
がっかりされることを重要視し、
今まで18年間も
これだけ多くのお客様に支えてもらってきてることを
裏切らないためにも今回のブレた決断に至りました。
コロナが落ち着いてきて、
これからの年末年始に向かっては
"脱コロナ"の動きが加速していき、
遊ぼうというモチベーションも
コロナ前に近づいていくものと思います。
値上げのことはしばらく忘れて、
魅力的な新人スタッフを発掘し、
長く働いてもらえる環境を整えるとこととともに、
今まで以上にマメに
スタッフの画像更新やコメントの変更を行うことで
より多くのお客様に利用してもらえるよう
「値上げなどしなくてもやっていける安定した店」を
目指して頑張っていきます!
今後ともよろしくお願いいたします。
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